7506:ハウス オブ ローゼ |
我が誕生日記念として手を出した、化粧品の製造販売を手がけるこの店頭登録銘柄はどうだろうか。 極端な2極分化が進んでしまったこの市場の状態、さらに加えて上昇銘柄に投資する気にはとてもなれない。そのため、あまりに売り込まれすぎている銘柄を投資対象とすることにした。 時価会計の導入に伴う持ち合い解消売りが少ない店頭市場銘柄で、かつ円高に強い内需関連銘柄を選考対象として進めていき、結果選んだのがこのハウス オブ ローゼである。 これからどう動くか。 1300円(11月19日)→960円(1月30日) |
7459:三星堂 |
医療品卸大手で、来年4月の合併で業界首位となる東証一部銘柄。 売上増の予想ながら、シェア獲得競争の激化によって営業利益・経常利益が後退している状態で、業界的に見ればあまり明るい状態ではない。しかし、合併によるシェア拡大が業界内優位を作り出し、その後の利益拡大につながろう。 (現在は)無借金ながらPBRが1倍を切っており、1株益も増の予想。持ち合いが多く需給面でのマイナスはあるのだが、もう底が感じられる所に来ている。反発がいつになるか分からないが、そろそろ仕込み時。 合併前後のスリム化発表を期待。 981円(10月1日)→829円(1月30日) |
9980:マルコ |
奈良のブラジャー屋。大証2部銘柄。 なにはともあれ8月の決算への期待である。数ヶ月前から比べると決算予測は株価に多少は折り込んであるかと思うが、それでもPERは15.7倍。それに加え財務内容もまあよろし。これで十分でしょう。 このところの市場の注目点は中低位株にあり、割安株の回復での利益を十分に見込めると思う。基本的には短期保有の予定だが、ユーザーのウケがいい会社ならば、しばらく持っていようかと思う。 1500円(6月21日)→1210円(1月30日) |
9654:コーエー |
東証2部銘柄で、ゲームソフトの大手企業。 11年3月期の決算が予想よりも低かったのは褒めれたもんではないのだが、来期の見通しは明るい様である。まあ、少し前から注目していた銘柄だったのだが、今の株式市場の状態では手を出したいとはあまり思えなかったため見送っていた。しかし、テクニカルから見ても短期の買いとしてはいい時だと思い手を出した。 この銘柄はPERが低めに押さえられ、かつPBRも1倍以下である。円が多少高くなろうが関係ないし、その他条件もそこそこ整っているかと思う。あとはROEの改善を期待したい。 たまたまなのだが、注目株にゲームソフト会社が多い。昔の思い出がそうさせているのだろうか。 1354円(6月1日)→4200円(1月30日) |
9697:カプコン |
大証2部銘柄。 25日に発表された今期の業績見通しは、経常利益が従来予想の8割減という最悪なもので、それによって25日の市場では一時ストップ安となった。減益の理由は、ゲームソフト「ディノクライシス」の発売の来期へのずれ込みや、今期発表の商品が予想を下回ってしまったというものである。 確かに今回の発表は褒めれるような内容のものではないが、問題の「ディノクライシス」は7月に発売されるし、プレイステーション2用ソフトの「バイオハザード3」も控えている。プレイステーション2は3月4日に発表されるのではないかと予想されており、その反響が良ければ、これも材料になるだろう。もしプレステ2の発表が好材料にならなかったとしても、バイオハザード3がかなり予約を集めるであろうから、多少の塩漬けで利食い出来るかと思う。 今期決算が悪くても来期の見通しは明るいし、配当は20円維持が発表されている。それにPBRが0.9倍とあまりに低すぎる評価になっているため、下値の幅は小さいかと思う。今回の発表が大きい分、押し目買いの好機。また、実際の決算発表の時も押し目買いの機会になるかと思う。僕は今回手を出します。 来れバイオハザード! 1177円(2月25日)→2200円(4月30日)確定 |
6869:シスメックス株式会社 |
東証2部・大証2部上場のこの企業は、私に似合わぬ無借金企業。 平成10年10月より新社名となった。旧名を東亞医用電子株式会社といい、医療機器の会社である。 業績予想は上昇傾向にあるのだが、国内の販売が弱いのが悩みの種。だから足りない業績を海外に頼っているところがあるため、円高はご勘弁願いたい。が、近く予想されているアメリカ経済の下降等による円高が問題になってくるであろうとは思う。ただ、実際はもう影響は出ており99年3月期純利予想は減ではある。また、国の保険財務の悪化による医療費抑制が、どのように影響を与えるのかも大切であるとは思う。 ROEは確かに高いとは言えなく改善の必要が高いとは思うが、PBRが1倍を切ってしまっており、低すぎる評価をされていると思う。 1300円(1月29日)→1640円(2月25日)確定 |
7479:サンマルク |
このところ、よくTVでも紹介されている店頭登録のサンマルク。 今までは株価がジリジリと下がり続けていたため手を出すことができなかったのだが、ついに3000円に近づく程になったため買いに走った。 業績予想は上昇傾向にあるし、財務内容やROEなどの指標もこんな株価の銘柄のものとは思えない。十分な押し目買いの時であるかと思う。難点を言えば、配当利回りが非常に低い事か。株主還元が十分に出来ているとはとても言えない。 後日談:株主分割の発表が材料になって株価上昇。 3200円(2月10日)→4380円(4月7日)確定 |
9821:日本アムウェイ |
ご存知アムウェイさん。 アメリカ経済が好調な頃、円安のためにアメリカ本社からの仕入れ価格の引き上げの懸念があったが、それは多少解消されたのではないかと思う。 この銘柄、面白いのが高い配当。今の株価で言うと年利8%以上。さすがアメリカン!!。まあ、その配当も現状維持は難しいとか。 問題は業績予想が全く良くない事。マスコミ等からたたかれたのが想像以上に業績に響いているらしい。だが、そういったマイナス要因を全て反映して今の株価になっているのではないかと思う。一時的に上昇が見込めるのでは。 会社の方針は、販売員のモラル向上とイメージ回復。頑張ってもらいたいものだ。 1280円(1月5日)→1210円(4月30日)こりゃあかん。確定 平成11年11月16日、アムウェイ本体による浮動株の公開買付発表。その額1490円。これにより未公開企業へ。さらばアムウェイ! |
9669:オークネット |
衛星による中古車のオークションを行っている、今後の展開に注目している銘柄。 今期はアメリカの子会社の整理によって損が出ているが、営業利益は上昇を続けており、業績予想によると来期には回復するらしい。ただ、確かに子会社の整理は損として計上されるが、思いきったリストラが出来る企業である事を示しており、今後を考える上ではプラス材料であると考える。 輸出比のない内需関連銘柄であるため円高の影響を受けないし、アメリカの撤退損が消える来期予想は十分に見込める。外国人比率が高いこともその魅力を指しているのでは。 値動きがもっと良かったらいいのだが。 2000円(2月1日)→4950円(4月30日)確定 |
9620:スクウェア |
店頭登録株の中心銘柄で、大作主義を掲げたゲームソフト会社。 業績予想も下がり調子で、かつ開発費が響いて経常利益も落してしまっている今日この頃。宿敵エニックスに人気が集まり、みんなそっちに流れていったようで、株価がえらい下がっとる。 けれどなあ、やっぱり気になるんよね。僕はやった事ないが、人気のファイナルファンタジーが控えとるし、それに浮動株が少ないから値動きが良い。何より下げ過ぎてるように思うんよね。 後日談:本日2月4日、FF[による上昇の利食いが起こっている。エニックスにはさらに人気が集まるし、急上昇は当分見込めないか。 2600円(1月5日)→3000円(2月9日)確定 |
と、いう具合なんやけどどんなもんやろ。 全部中期的な見通しやから、 多少は長く持たなあかん銘柄ばかりかもね うーん勉強あるのみ。 まあ、最も効率のいい波乗りを身に付けたいものやね。 投資に関する最終判断はご自身で。 |
2000/01/30 |