留学日記
〜第2幕〜
「 Please give me enough time !! 」
12月分
 その1

-12日間東海岸旅行- 前半
(モントリオール・ケベックシティ・トロント・ナイアガラ・ニューヨーク)

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日付 経過 内容
11月28日
日曜日

12月9日
木曜日
7ヶ月
 今日は、「東海岸旅行」の出発日!突貫で練ったプランに、突貫で取ったチケット。まぁけど、細部までよう考えた!大丈夫!うまいこといくさ!!Kaori、12日間、ホンマによろしくな!



〜11月28日(1日目 /12日間)〜

 まず1日目。Vancouver(バンクーバー)を発つまで時間があるという事で、Kaori18(以下Kaori)がBirthdayPartyを開いてくれる事になったんよね。
 Kaoriが我が家に到着したのはお昼過ぎの事。旅行用の荷物と、旅行用以外の荷物も持って来てたんやわ。
 その持ってきてくれた物とは・・・
Kaori手作りのケーキとプリン。うん、おいしいよぉ〜。スポンジボブとKaori。その1よ。スポンジボブとKaori、その2よ。うんうん、ありがとね!
 「バースデーケーキ」と僕の大好きな「プリン」、そして、「スポンジボブ(SpongeBob Squarepants、北米にて大人気のカトゥーンキャラクター)」のおっきなぬいぐるみやったんよ。え?ホンマに?めちゃうれしいぞ!!
 僕らは小さなバースデーパーティーを開き、そしてケーキとプリンを食べたんよね。うん、おいしい!ホンマにありがとね!!
 はてさて、しばらくしてパーティー終了。それから僕らは、荷物の詰め込みに入ったんやわ。
 僕らが荷物の詰め込みを出発当日にも行ったのは、荷物を極力減らしたかった為。Kaoriが大きな旅行カバンを持っているのに対し、僕のカバンは超安物の小さいものやったんよね。で、バッグをKaoriの大きなカバンひとまとめにする事にしたんやわ。
 作業は1時間ほどで終了。ちょっと苦労したけどどうにか収まったんよね。よかったよかった。これで荷物は1つよ。あ、これって僕が荷物持ちって事か。がんばるで!

 とうとうこの時間がやってきた。18:15、僕らが出発する時間なんよね。うん!では、行ってきます!!
 まず我が家前にてバスに乗車。それから僕はダウンタウン直行、そしてKaoriはKaori宅に一時寄ることにしたんやわ。理由は、僕がデジカメ用として追加のSDメモリーカードを購入せなあかんかったのと、Kaoriが余りの荷物を家に持ってかえる事になった為。僕のプランが正しければ、2人でKaori宅とメモリー購入をすると時間が足らなくなるけど、それぞれが別で行動するとちょうどいい時間にBurrard Station(バラードステーション)前で待ち合わせることが出来るはずなんよね。で、その方法をとったんやわ。
 19:00、僕はダウンタウンの「FutureShop(フューチャーショップ、比較的安価な電気屋)」に到着。でも、開店時間を過ぎているらしく、閉まってたんよね。で、しょうがなく別の店に行くことにしたんやわ。
 旅行から帰ってくる時用として、空港から家に戻るのに使うバスパスをセブンイレブンにて購入した後、向かった店は、フューチャーショップ近くのお店の「LondonDrugs(ロンドンドラッグス)」よ。薬・雑誌・食料品・電気製品などなどを総合で扱うこのお店、ちょっと値段は高いんやけど、SDカードはおそらく必要不可欠となるものなんよね。しょうがない、買うとするか。
 256MBのSDメモリを見つけ、そして購入。価格は約100ドル(8000円程)で、やっぱり10ドルほど高いんやけど、高速転送のメモリーやという事で納得しとく事にしたわ。
 メモリーカードの購入後、僕はKaoriとの待ち合わせ場所のバラードステーションへ向かったんよね。
 到着は17:45。近くのマクドナルドの前で待っていると、すぐにKaoriも到着よ。うんうん、予定通り、予定通り。
 晩御飯をマクドナルドで済ませた僕らは、20:20、いざ空港へ。B-lineバスに乗り込んで向かったわ。
 21:00、バンクーバー国際空港着。何回も何回も来ているこの空港やから全くもって新鮮な感じはせえへんのやけど、今回は利用する立場、うれしいわ。
 まずはチェックイン。荷物をあずけ、チケット入手よ。
トロントと経由モントリオール行き。航空機のチケットって久しぶりやわぁ。
 乗り込むんやなぁって実感させられたわ。
 チケットを入手した僕らは、ちょっとゆっくりとする為にフードコートへ向かったんよね。そしたら、そこには本当に思いもかけない人がおったんやわ。
空港にてのRosaとの1枚。またこの写真をメキシコで撮ろうや!
 Rosa!!こんな所で会えるとは思わんかった!。あった瞬間、思わず9月24日のビクトリア旅行の時にず〜っと話しをしてた事を思い出したよ。
ビクトリア旅行の時に撮ったRosa・Eriとの1枚。楽しかったなぁ。
 メキシコのRosa宅にお邪魔する事を約束した僕。今日がRosaの帰国日との事で見送りとしてEriがいっしょに空港に来てたんやけど、最後の日にまで会うことが出来るとは思わんかった。うん、これならばメキシコでも会うことが出来るよね。その時を楽しみにしてるで!
 22:30、ゆっくりし終えた僕らは持ち物検査を受けて搭乗口へ。ただ、出発が遅れているらしく、飛行機に乗り込むことは出来んかったわ。
 23:00、飛行機への乗り込み。普通ならば乗り込んで座るだけなんやけど、たまたまある「マーク」を、飛行機の入り口のすぐ外側で見つけてしまって、ちょっと話しが変わったんよ。
 見つけたマークとは、「人型」。トイレなどの入り口にある、毎度おなじみのあのマークね。僕はず〜っと、このカナダにある日本では見ることの出来ない人型を撮り続けていたんやわ。そんな僕やから、飛行機のすぐ外にある人型にひかれるのは当たり前で、それをどうにか撮ろうとしたんよね。
 結果は・・・撮れんかった。正確に言うと、撮ったんやけどブレとった。しょうがない、トロントに着いた時に撮るとしよう。
 23:30、とうとう離陸。さらばバンクーバー!!
 驚いたのは、バンクーバーの夜景よ。夜の飛行やったから、飛行機の中からバンクーバー全体の夜景を見ることが出きたんよね。それはとてつもなく綺麗やったわ。
 もう1つ驚いたのは、機内アナウンスで言われた飛行時間よ。え?わずか3時間半?あ、そうか、離陸時間と到着時間とを時差を考えずに単純に6時間半やって思ってたわ。ならば、すぐにでも睡眠に入らな睡眠不足になるってことやんね。よし、早速寝るとしよう。
 じゃあ、おやすみ〜。


〜11月29日(2日目 /12日間)〜

 めざめて、ここは機体の中。ここからは時間帯を替えて、東海岸標準時でいくな。
 フライト時間が短かったから普段通りに眠れたわけじゃないけど、とりあえず新しい朝がきたんやわ。
飛行機の中からトロントを望む。綺麗な夜景やわ。
 朝6:45、オンタリオ州の州都のトロント着。予定では6:35到着やから10分送れやったわけなんやけど、機内アナウンスでは「on time」と言いよったんよ。まぁカナダやし そんなもんか。
 着陸してまず気にかけたのは、機体入り口の「人型」。行きでは失敗した撮影、今回こそしっかり撮るで。
 荷物を持ち、席を離れる僕ら。そんな僕の片手に握り締められたデジカメ。まずは入り口近くにいるスチュワーデスさんに「ありがとう」の挨拶、そしてカメラのスイッチをオンよ。
搭乗口近くの「人型」。撮ったとき、スチュワーデスさんが笑ってたわ。
 かまえて・・・よっしゃ!撮った!今回は完璧やわ。悲願達成やね。うれしいよ。
トロントで羽を休める僕らの乗ったWestJet機。ありがとね。
 足を踏み入れた地はもうトロント。けど、ここトロントは、今のところ僕らの目的地ではなく経由地なんよね。やから、目的地モントリオール行きの便に乗り換えなあかんのよ。僕らの次の便の出る時間は8:15。1時間以上の余裕があるんやわ。ならば、朝食を取りつつ時間を過ごすとしよう。
 8:15、モントリオール行きの便が出発。ここから1時間10分の飛行やね。
エンジン横の「人型」。関心を示す人は少ない事やろう。
 ここで「人型」を発見!機内から窓を通して翼の下のエンジンを見てみると、そこにあのマークがあったんやわ。うれしがってしまったよ。
 9:30、とうとう目的地の「モントリオール」着!
僕らの乗り継いだWestJet機。またまたありがとね。モントリオール空港内。はっきり言って、ボロい。
 とにかく着いたのがうれしかったよ。ただ、この空港の施設自体は、えらく気に入らんかったわ。ボロいや何やっていうのは別にいいんやけど、人にとにかく優しくないのが気に入らんかったんよね。旅で疲れてんのに重たい荷物を持って階段を降りなあかん。バリアフリーなんて考え方は全くなかったわ。
 気をとり直して空港よりダウンタウンへ。予定通り、バスと地下鉄を乗り継いで行く事にしたんよ。
 まず204バスにて空港から途中のハブ停留所まで。そして、その停留所から211バスにて地下鉄の駅のLionel-Groulxへ行ったんよね。乗る時にはホンマにちゃんと駅まで行けるのか運転手さんに尋ねたんやけど、フランス語圏でも英語がちゃんと通じたんやわ。よかったよ。
 そのまましばらくバスに乗った後、Lionel-Groulx駅に到着。とりあえずはうれしい。やけど、やっぱりモントリオールやねぇ、バリアフリーでは全くなかったんやわ。重い荷物を抱えての長い階段、腹立つ事この上ない。
地下鉄にて1枚。モントリオールの地下鉄の駅は、それぞれ別々のデザイナーさんが作ったらしいわ。
 予定では今この駅でワンデーツーリストパスを買う予定。やけど、夏の旅行シーズン以外は、いくつかの駅でしか扱ってないんやって。で、しょうがなく通常のチケットを買って、僕らの宿のあるBerri-UQAM駅へ向かうことになったんやわ。
 乗車する事少し。15分ほどでBerri-UQAM駅に到着よ。そこは、まさにモントリオールって感じやったわ。
駅近くの寺院。その1。駅近くの寺院。その2。
 駅にてワンデーツーリストパスを購入。それから、グレイハウンドバスのバスディーポへ。バスに乗るのは明日からやけど、当日ややこしい事が起こらないように、事前に1weekバスパスを手に入れておく予定にしてたんやわ。
 接客のおばちゃんがあまり笑顔のある方でなく、ちょっと時間もかかったけど、つつがなくバスパスを入手。あわせてバスの時間も予定通り確認。これで、明日の出発の準備も完了よ。よしよし。
 11:00、バスディーポ近くで駅からも徒歩10分以内のホテルに到着。そこは小さな宿屋やったわ。けど、とにかく心休まる場に着いたのがうれしかったよ。Kaoriよ、おつかれさん。
僕らの宿の「Hotel Europeenne」。おそらく「ホテルヨーロピアン」なんやけど、フランス語でどう発音したらええのかは知らん。
 とりあえず休憩。それから寒さ対策の厚着をして出発よ。出かけたのは、1時間ほど経った12:00やったわ。
 まず向かった先は、モントリオールのメインの観光地の「旧市街」。Berri-UQAMから少し南に歩いた所にある観光地なんよね。
 その旧市街へと向かう道はこんな感じやったよ。
旧市街へ続く道。雰囲気がよろしい。旧市街へと続く道、その2。きっちり保存するのっていいもんやね。
 こんなおもむきのある道やったわ。そんな道を歩く事約20分、とうとう旧市街の一角にある「市庁舎」と「旧裁判所」に到着したんよ。
市庁舎。けっこう高い。見かけの綺麗な旧裁判所。奥にある近代的な建物が、現裁判所らしい。
 これぞモントリオールって感じやね。しばらく写真を撮ってしまったわ。
 写真を十分に撮った後、僕らが向かったのは建物を半周回ったところにある「ジャックカルティエ広場」よ。
よく知らないが、広場に立つ像。
広場を南に下った後、北を望んだ写真。精一杯広く見えるように写してみたが・・?><IMG src=
 広場と言うより、広い石畳の道路って感じやったわ。
 広場を南に下り、次に向かった先は、「サンタマーブル小路」。ここは、ジャックカルティエ広場の南端から西に向けてはしっている小路で、旧市街の見所らしいんやわ。
サンタマーブル小路。たくさんのお店の立ち並ぶ、本当に旧市街って感じの通りやわ。小路にて1枚。僕の厚着ぐあい、分かる?
 ここはホンマに雰囲気良いんよ。馬車が走ってたりもするんやわ。
小路を通る馬車。イメージ通りやん。
 まさに旧市街やね。
 サンタマーブル小路をぬけた僕らは、サンポール通りを歩き、そして今日のメインの目的地、「ノートルダム大聖堂」へと向かったんやわ。
北に向かうにつれて見えてきたノートルダム。正面より。う〜ん・・・
 だんだんと近づいてくる大聖堂。その外観だけでも、あぁすごいもんやなぁって思わされたよ。けど、中のすごさはその比じゃなかったわ。それはそれはそれはおどろいたよ。

 大きな扉を開け、大聖堂の中にすすむ僕ら。

 そこは、とんでもない空間やった。

 ま・さ・に・別世界。

言葉を失う美しさ。何も言えんくなってもた。
通路を前に進むにしたがって、その凄さがどんどん伝わってくる。すぐ下からの1枚。呆けるのに十分。
入り口近辺より。大聖堂の背面にある「パイプオルガン」。これまた美しい。
大聖堂の奥にある、もう1つの聖堂。いつぞやに見たような絵。
天井のライト。これまたステンドグラスに囲まれてて美しい。色とりどりのステンドグラスもあちらこちらに。

 しばし言葉を失ってもたよ。

 今までに見たことのない物やから なおさら感じるんやろうけど、北米で最も美しいと言われるほどの寺院だけあって、ホンマにこの世の物とは思えん程の美しさやったよ。
 予定では数十分の滞在時間のはずのこの大聖堂。やけど、僕がこの世から離れてしまってた為に、結局のところ、1時間以上呆けとったわ。
 15:00、ようやくこの世に帰ってきた僕ら。ノートルダム大聖堂を後にして先に進む事にしたんよね。
 次は、大聖堂前のプラスダルム(ダルム広場)。モントリオールの創始者メゾヌーブの像とモントリオール銀行のある広場よ。
メゾヌーブの像とモントリオール銀行。でっかいクリスマスリースが飾られてたわ。
 でっかいクリスマスリースが印象的やったわ。
 次に向かった先は市街地方面よ。少し歩くと、でっかい電飾クリスマスツリーがあったわ。
電飾ツリー。綺麗なんやけど、ともかく寒い。
 このツリー、僕らの見た今回の旅行中初めての大型クリスマスツリーなんよね。やから、それだけでえらく喜んでたんやわ。けど、ちょっと正気に戻ると、それがすっかりと吹き飛ぶ程、モントリオールの厳しさを感じさせられたんやわ。
防寒用オプション装備後の僕ら。かっこのいい悪いなんて言うてられん。
 と・も・か・く・寒い。僕のこのジャンバー、スキー用のジャンバー(たった29ドルで購入!)で、この中に更に別のジャンバーが着れるほどえらく分厚くて大きいんよね。けどけど、そ・れ・で・も・寒いんやわ。こんな中やから、見かけがどうこうなんて言うてられる状態ではない。フードやらマフラーやらまで取り出して身につけたんよね。そ・れ・で・も・寒い。宿屋に置いてきた薄手のジャンバー、持ってくりゃあよかった。
 寒さに震える僕ら。さらに、僕らを襲う空腹。で、これらを解決する為にお店に入って昼食をとる事にしたんよ。
 探しに探した末に入ったお店は、TimHortons(ティムホートン)。だって、ぜんぜんお店がないんやもん。いつもながらのお店に入ってしまったよ。
 それからしばらく。店員の態度のアホほどの悪さに腹を立てつつも食事をとった僕らは、今度は「ドルチェスター広場」に向かうことにしたんよね。
 今まで西に歩いてきたけど、更に西へ。その途中、僕らは「マリア大聖堂」を見かけたわ。ただ、この大聖堂はサンピエトロ大聖堂のレプリカという事らしく、外観を見るにとどめたんよ。
マリア大聖堂。ローマのサンピエトロ大聖堂のレプリカやって。
 それからまもなく「ドルチェスター広場」に到着。
今は寒々しい広場。夏は・・知らん。愛嬌たっぷりのリスたち。まぁ彼らは愛嬌振りまいてるつもりはないやろうけど。
 市街地の中にあったこの広場、今は12月という事でえらく寒々しい雰囲気やったわ。けど、リス達はあちらこちらで活動中。元気やねぇ。ちなみに、僕らにとってリスを見ることは珍しい事じゃなく、バンクーバーでも黒いリス達を十分に見ることが出来るんやけど、このモントリオールにいたのは灰色のリス達やったんよ。めずらしくて、しばらく彼らと遊んでもたわ。
 リスと十分に遊んだ僕らは、公園を後にし、Plan du reseau(電車・バスを含む市内交通の詳細なネットワークマップ)を手に入れるために、近くの観光案内所を訪ねることにしたんよ。で、間もなく到着。早速そのことを係りの人に尋ねたんやけど、答えは、ないんやって。しょうがない、駅で尋ねるとするか。
 僕らは寒い中をしばらく歩き、Bonaventure駅に到着よ。
 今度こそと駅員さんにPlan du reseauの事を尋ねる僕ら。そしたら、ありがたくもちゃんとくれたわ。で、それからこの後の予定を確かめたんよね。その内容の細かさに驚かされたよ。
 Bonaventureを出発し、Snowdonで乗り換え、到着したのはNeiges駅。この駅を訪れたのは、ここからしばらく歩いた所にある北米一の巡礼地、「聖ジョセフ礼拝堂」に向かうためなんやわ。
 歩く事約15分。だだっぴろい敷地に到着よ。
ジョセフさんの像と礼拝堂。今のところ、そう大きくは見えない。
 この礼拝堂、その敷地の入り口から礼拝堂のすぐ近くまでを結ぶ小型バスが走ってるんよね。けど、歩いてもまぁしれてる距離やから、僕らは歩いて行くことにしたんやわ。
ん?これはでかいぞ。おぉ!めちゃでかいわ。
 礼拝堂前に到着。近づくとその大きさが良く分かるよ。信じる心はホンマに偉大やね。
 そのままその大きさに感動しつつも階段を進んでいくと、展望台のような場所に到着したんやわ。夜景を一望する事ができる場所やったよ。
夕焼と夜景とKaori。いいね いいね いいね〜礼拝堂前からの眺め。入り口が遠いわ。
 ともかく寒かった。けど、夕日とうまく重なってて綺麗やったわ。
 夜景に満足した僕らは、今度は礼拝堂内部に向かったんよね。
内部。ほんのり赤い。こういう感覚って日本も海外もいっしょなんやね。巡礼者たちのつえ。大切に飾られてる。
 ほのかに赤く照らされるこの内部。いたるところでろうそくの灯がともっていたり、巡礼者たちのつえが飾ってあったりしたんやわ。
 有料の展示室は時間が遅くて見ることの出来なかった僕ら。しょうがないからいろいろな所を見てまわったんよね。そしたら、なにやら関係者だけが通るそうな階段に行き着いたんよ。けどそこには、進入禁止の看板なんかありゃあせん。で、そのまま進む事にしたんやわ。
 進んだ所にあったのは、この礼拝堂には似合わない普通サイズの扉。そこを開いて進むと、かなり大きなパイプオルガンの足元に行き着いたわ。
初めて間近で見るパイプオルガン。めちゃでかい。
 パイプオルガンをこんなに間近で見たのは、生まれてこのかた初めて。しかもかなりでかいときてる。出来れば演奏も聞きたいんやけど、見れただけでもうれしかったよ。
 そういえば、パイプオルガンがここにあるってことは、ここは聖堂の背面ってことやね。で、逆側を見てみると、やっぱりそこには大きな大きな大きな大聖堂があったわ。
だ〜い聖堂。何かの撮影の為の大掛かりな準備してたわ。
 この写真からも感じれるように、僕らのいるこの場所は大聖堂中のえらく高い場所。よくよく見てみると、オルガンの演奏家が演奏をする場所のようなんやわ。そりゃそりゃ眺めがよくってええ感じやったよ。
 はてさて、18:30。十分に満足させてもらった僕らは、聖ジョセフ礼拝堂を後にする事にしたんやわ。
 僕らが次に向かおうとしたのは、「モンロワイヤル公園」。モントリオールの高台にある公園で、夜景が綺麗な場所との事よ。
 Neiges駅に戻り、Jean-Talon駅を経由してSherbrooke駅へ。ここからバスに乗る予定やったんよね。
 バス停に到着。とりあえずはおとなしく待つ。待つ。待つ。・・・寒いやん。とてつもなく寒いんよ。しかも、疲れた。疲れたわ。まぁ歴史的建造物とかではなく、夜景を見るっていう目的やったから、そこまでがんばる事ないかって思いだしたんよね。で、僕らは食事をとって宿に戻る事にしたんやわ。
 電車には乗らず、僕らは徒歩にて帰路へ。小洒落た通りのSt. Denis通りを通り、マクドナルドへ入ったんよ。
マクドナルドで晩御飯を済ますKaori。若いから、お疲れ具合が僕とは違う様子やわ。MERCIやって。そういや、日本のってどう書いてあったっけ?
 当たり前やけど、メニューも店内も、全てがフランス語やったわ。「MERCI」やって。新鮮で面白かったよ。
 宿に到着したのは20:00。思えば、しっかりと休憩をすることもなく、ようもこんなに歩き続けたもんやわ。けどそれだけ分、いい経験をいっぱいさせてもろたよ。よかったよかった。
 Kaoriよぉ、ホンマにお疲れさん。


〜11月30日(3日目 /12日間)〜

 昨日のお昼前にモントリオールに到着し、それから1日をかけて市内を観光した僕ら。うん、十分。モントリオールを満喫やね。満足満足。
 そんな僕らは、予定通り、モントリオールを後にして、次なる目的地のケベックシティに向かったんやわ。
 6:30、普段5時間程しか睡眠時間をとらない僕が9時間も睡眠をし、起床。ここはB&Bという事で、フロントで食料のパン・オレンジジュースを調達よ。それから、部屋に持ち帰り、朝食をとったんやわ。その食べている途中にTVをつけてみると、目に入ってきたのが「Astroboy 鉄腕アトム」やったんよね。まさか放送してるとは思ってなかったから驚いたわ。さらに驚いたのは、そこに写るアトムの姿よ。フランス語がべらぼうに流暢。教えて欲しい、あなたの小さな体のどこにそれだけの力があるのか。う〜ん、やっぱりあなたはすごい。
 8:30、ホテルを出発。バスディーポはすぐ近くのため間もなく到着よ。それから僕らは、昨日1weekパスパスを手に入れる時に話しをしたおばちゃんにケベック行きのチケットの発行をしてもらったんやわ。通常、グレイハウンドバスの1weekパスパスを手に入れると、運転手にそのパスを見せただけでいろいろな方面に向かうバスに乗り放題ができるんやけど、モントリオールより北側はグレイハウンドバスの営業圏外なんよね。で、代わりに、グレハンが提携を結んでるオルレアンエキスプレスに乗ることになるから、グレハンの1weekパスを元にして、オルレアンエキスプレス用のチケットを発行せんならんのやわ。まぁ発行の手数がかかるだけやからええんやけどね。
 9:00、チケットを持った僕らを乗せて、オルレアンエキスプレスがとうとう出発。モントリオール、楽しい時間をありがとう!
僕らのお世話になったオルレアンエキスプレス。また帰りもよろしくね。
 バスに揺られること3時間、12:00に「ケベックシティ」に到着。到着した場所はバスディーポとVIA鉄道の駅とが一体になった場所で、大きなクリスマスツリーたちがお出迎えをしてくれたわ。
僕らを迎えてくれたクリスマスツリーたち。ワクワクさせてくれるね!シャトー・フロントナックを思わせる駅の外観。綺麗なのは分かったから、多少はバリアフリーを意識してくれ。
 ケベックシティのいい雰囲気を、早速感じてしまったよ。
 ただ、僕らの向かうホテルは旧市街中にあって、駅より徒歩にて20分ほどの所にあるらしいんよね。で、それくらいやったら と歩いていく事にしたんやけど、駅前は砂利道で荷物が転がらんし、旧市街中心部への道は、全て上り坂。・・・これはどえらく苦しいわ。
旧市街へと続く道。重い荷物と共に歩く坂はかなりきつい。
 12:30、かなりええ運動をした後にホテル着よ。
僕らの宿の「Hotel du Vieux Quebec」。旧市街にあわせた外観で、かなりかわいらしい。荷物を運ぶのはかなりつらい構造やけど。ホテル前の道。う〜ん、中世そのもの。
 このホテル、えらくかわいらしいんやわ。そもそもの色がかわいい上に、軒先全てにクリスマスの飾りつけがなされているから、なおさらそう思うんよね。部屋に行くまでの通路にはエレベーターがなく、疲れた体にさらに鞭打つ必要があったんやけど、外観も部屋も金額も申し分なくて相当満足させられたわ。
 ランチ前から相当な運動をした僕ら。ちょっとは休みたくなるところなんやけど、ホテルについてからもほとんど休憩を取らず、これからの予定の確認をしたんやわ。
 ここ「ケベックシティ」は、ケベック州の州都。やから、近代的な都市の地区もあるし、合わせて、このホテルのある旧市街地区もあるんやわ。で、そのうち、旧市街地区は観光地としてかなり有名な場所で、城壁で囲まれた形の残った面白い地区なのよ。雰囲気は、中世の都市そのもの。町全体が「世界遺産」に指定されているほど、感じのええ所なんやわ。
30日は赤いラインのコースを歩いて、1日はロウワータウンを散策したんやわ。
 僕らの予定は、今日1日でロウワータウン以外の旧市街・そして新市街地とをまわるという物。さぁてさて、先を急ぐとするか。
 13:00、出発。まず向かったのは昼食の為のマクドナルドよ。今回の旅行では、食事がうまいって都市に行く予定が全くないから、食事にはお金をかけずにエンターテイメントにお金をかけようって決めてたんよね。で、価格をよく分かっているマクドナルドに何回も行ったんやわ。
 そんなありふれたランチは間もなく完了。僕らは町中に出かけたんよ。
市庁舎。雰囲気ぴったりやね。町中にあった、大きな大きなクリスマスリース。
広場に立つ像。ええっと、どちら様やったっけ?
 「市庁舎」前を通り、向かった先は、同じく旧市街中にある「ノートルダム寺院」よ。ちなみに、昨日行ったモントリオールのノートルダム大聖堂とは、掲げる名前は一緒でも別の教会なんよね。あわせて言うと、ここケベックシティにはさらにノートルダム寺院(明日訪問予定)があるんやわ。こうもようけある「ノートルダム」、何でその名前が良く使われるかというと、「ノートルダム」の言葉の意味が、「我らの貴婦人(=聖母マリア)」との意味やからなんやって。なるほどね。
旧市街内のノートルダム寺院。モントリオールのノートルダムより規模は小さいが、外観に品はあるように思うわ。
 昨日のノートルダムよりも小さい外観。けど、デザインはかなり好きよ。内部は、これまたすごかった。
ノートルダムの内側。これまた綺麗やね。
祭壇の拡大。豪華!天井の窓より射す日の光。ほのかに中を照らす、この美しさ。
ようけあるステンドグラスのうちの1つ。「受胎告知」かな?ステンドグラスその2。10枚ほどあるうちの1枚なんやけど、全体でキリストの物語を示してる様子よ。ゴルゴダの丘のキリスト。
教会内部背面のパイプオルガン。ちょっと暗くて見にくいが・・・祭壇のうちの1つ。これ、ざんげのお部屋。悔い改めよ!!
 モントリオールの大聖堂とは違った美しさ。幼少の頃に教科書で見た覚えのある美しいステンドグラスもいっぱいあったよ。それはそれはすばらしい空間やったわ。
 後ろ髪ひかれつつもノートルダム寺院を後にした僕ら。今度はこの町のメインのランドマーク、ホテルの「シャトー・フロントナック」を目指して歩き始めたんよね。
 通った道は芸術横丁の「トレゾール通り」。絵描さんたちが露店を出している通りなんやわ。そこには、けっこううまい日本語と英語とで親しげに話しかけてくる絵描さんがおったんよ。彼曰く、昔日本に住んでたんやって。しかも、関東嫌いの関西好き。う〜ん、おもろいわ。
 トレゾール通りをぬけ、「ホーリー・トリニティ・アングリカン教会」を眺め、そして僕らは「シャトー・フロントナック」前の「プラスダルム(ダルム広場 or アルム広場)」に到着したんよ。
ダルム広場に立つシャンプラン像。プラスダルムよりフロントナックを望む。
プラスダルムより北を望む。ちなみに、ここは城壁の上やから、下は深いんやわ。プラスダルムより南を望む。この向こうは、セントローレンス川よ。
 中央にりりしく立つシャンプラン像、東にゆったりと流れる「セントローレンス川」、そして西にどっしりと建つ格調高きホテル「シャトー・フロントナック」。
シャトー・フロントナック。城壁内の高台にこんな大きな建物があるもんやから、市内のどこからでも見えるんよね。シャトーフロントナック前。馬車も停まってたりするんよ。
 本当に印象深い場所やったわ。
 日が西より射し始めた15:00、僕らは新市街に向かうためその場を後にしたんよね。通る道は、フロントナック前から西へと伸びるSaint-Louis通り(サンルイ通り)よ。
サンルイ通りは新・旧市街を結ぶ小路。かわいらしい店が立ち並んどるんよ。西にけっこう歩いた後に、振り返って写真を撮ってみた。
 この「サンルイ通り」、雰囲気からしてかなりかわいらしい街並みなのよ。その上に、ほとんどのお店がクリスマスの飾りつけをしてたんよね。思わずバシバシと写真を撮ってもたわ。
 歩く事約10分。サンルイ門に近づいてきたところで、僕らは少し南にそれた所にある星型要塞、「シタデル」に立ち寄る事にしたんよ。
シタデルからケベックシティの南を望む。笑いながら撮っているが、ちょっと後ろは足場がない。
シタデル内部への入り口付近。たか〜い城壁。ちょっと足がすくむわ。
 夏期ならばカナダ陸軍が駐屯してるこの要塞。その時なら中が見れたりするらしいんやけど、今は真冬という事で陸軍も帰省してしまってるんよね。で、外から眺める事になったんやわ。けど、それはそれで雰囲気がいいから、しばらくゆっくりしとったよ。
飛び出した煙突みたいな所に座るKaori。このすぐ後ろは深い通路。これまたこわい。降りようとするKaori。ちょっと高くて困っとる。
勇気を出して大の字!風景ええんちゃうん?夕日にたそがれるKaori。休憩十分に完了やね。
 16:30、僕らは十分に写真を撮った後に「シタデル」を離れ、再度「サン・ルイ門」に戻り、そして新市街地の「州議事堂」へ向かったんよね。
州議事堂。一瞬窓に見える建物の黒い部分に、人の像がある。
 建物のデザインがいいなぁと思った僕ら。けど、僕らを より引きつけたのは、その壁いっぱいの「像」やったんやわ。
まねごとその1。全てはここから始まった。まねごとその2。悪乗り初期。
まねごとその3。旅の恥はかき捨て。まねごとその4。おバカ・・・
 この「像」たち、ケベックの歴史上貢献のあった方々の物らしいんやけど、動きがいっぱいで面白くて、思わずこんな事を始めてしまったんよね。いっぱいアホ写真を撮ってもたよ。
 アホ写真を撮りつづけるまま日の暮れてしまった17:00、僕らはサンルイ門より西に延びるグランダレ通りを西に歩き始めたんよね。向かった先は、「ロウズ・ル・コンコルド」。最上階に展望レストランのある大きなホテルなんやわ。
 向かった理由は、案内の方(コンシェルジュ?)にデジカメのデータをCD-Rへと引き出せるカメラ屋について聞きたかったため。まだ旅行3日目、しかもSDメモリを合計5枚も持ってきているのに、そろそろ空き容量がやばい状態になったんやわ。明らかに撮りすぎなんよね。で、どうしてもカメラ屋が必要になったのよ。
 「ロウズ・ル・コンコルド」に到着。中に入ると、感じのいいおじ様が入り口近くでカウンターを設けて待機してらっしゃったわ。
 関係もない僕らが、関係もないカメラ屋の場所の事を聞く。これってキレられてもしょうがない事なのに、ありがたいことにもおじ様はやさしく質問に答えてくれたんよね。曰く、ちょっと街中へと入り込んだ所にそのサービスを行っている店があるとの事。ありがたや、ありがたや。
 言われたとおり、「グランド劇場」を横目にRene-Levesque-Est通りへ。すると、20分程歩いた所に確かに小さなカメラ店があったわ。
 人気のないカメラ店に入り、店員さんに尋ねた僕ら。「データをCD-Rに保存したいんやけど・・・」。すると、その店員さんが言うには、ラボラトリーにメモリーカードを送って保存をするから、完了までに4日もかかるらしいわ。う〜ん、明日の昼にはこの町を出て行く僕らにそれは無理。しょうがない、別の方法を考えるとしよう。
 一時あきらめ、僕らは宿に戻るために通りを旧市街方面へ。広くなっていくこの道を、またまたふざけた写真を撮りつつ2〜30分ほど歩き続けたわ。
よく分からんオブジェにすっぽり。つっこみか?「どないやねん!」
 それから旧市街の城壁が見えたところで南に曲がり、再び「州議事堂」と「サン・ルイ門」を眺めたんよね。
州議事堂の夜景。きれいだねぇ。サン・ルイ門の夜景。奥に見えるサン・ルイ通りとフロントナックが美しかった。
 すっかり夜景。ライトアップが見事で、綺麗やったよ。
 それから僕らは、「サン・ルイ通り」を歩き、夜の「シャトー・フロントナック」へと向かったんよね。
夜のサン・ルイ通り。ライトの灯ったツリーとかが、また綺麗やったよ。
 10分ほどでフロントナックに到着。本当は外観だけを見る予定やったんやけど、近づいてみるとこの豪華ホテルがどんな感じなのか探検したくなったんよ。で、入ってみたんやわ。
フロントナックの中。どれほどツリーがあんねん。
 無数!!のクリスマスツリー。あちらこちらに、これでもか!というくらいのクリスマスツリーがあったんやわ。いいね!ここ。興味が湧いた僕らは、それからいろいろと探検をして、結果、よく分からん従業員入り口みたいな場所から外に出てしまったんやけど、トイレも豪華じゃないし中も決して広くなかったよ。そんな事より、どちらかと言えば、格調高いって感じをかもし出してたわ。まぁ上の方の部屋は豪華!なんやろうけどね。
夜のシャトー・フロントナック。見事なライトアップやわ。遠くから見ても見事なんやろね。
 綺麗な夜景をありがとうな。
 フロントナックを後にした僕らは、18:30、宿近くのハンバーガーショップ「Ashton」へ。とにかく手軽に夕食を済ませたんやわ。
 19:00、一時宿へと帰還。けど、デジカメのデータの事を気にかけていた僕は、駄目元でフロントの人に、CD-Rに保存する場所を聞いてみたんよね。そしたら、意外にも返事が返ってきたんやわ。曰く、「すぐ近くにあるAshtonの隣のインターネットカフェを尋ねたら?」やって。あ、そんなところにあったんや。
 19:00過ぎ、ネットカフェに訪問。薄暗い店内にいたちょっと暗そうな店員さんに尋ねたんよ。「できる?」。そしたら・・・彼のカウンターで使ってるPCで保存が出来るとの事!!SDメモリが合計5まい、800MB近くもあるのに3日目でいっぱいにしてもた僕ら。かなりの朗報やったよ。
 保存方法は、通常のパソコンでの保存と一緒の方法。やから、CD-Rのメディアをもらって、そのPC自体を僕が使い、そして保存したんやわ。僕が保存をするするから、保存漏れとかのチェックも完璧。うんうん、よしよし。これでメモリーカードが真っ白よ。ホンマによかったよかった。
 19:30、宿に到着。けど、しばらくしてどうにも我慢できんくらいお腹のすいた僕。やから、一人で夜のSt.Jean通りへと食料調達へ出かけたんやわ。けど、結局何も見つからず、今日の晩御飯をとったAshtonへ再び行ったんよ。
 僕が選んだのは、店員のにいちゃんお薦めの「ポテト」。うん、おいしかったで。
 昨日のモントリオールに続いて、今日もケベックシティをよくよく歩いたよ。いろいろ新たなものが見れて楽しかったわ。明日は半日だけケベックシティ観光の続き。それに備えて、ゆっくりと休むとしよう。


〜12月1日(4日目 /12日間)〜

 4日目の朝8:00。セントラルヒーティングやから部屋全体は十分に暖かいはずなんやけど、なんか温度が下がってるような感じがするんよね。で、外を眺めてみたんやわ。すると・・・おぉ!銀世界。昨晩まで全く積雪なんてなかったのに、たった一夜で10cm以上雪が積もってたんやわ。街中の路面では除雪車が爆走中。さすが高緯度、おそろしい。雪化粧の旧市街を見ることが出来るのはありがたいことやけど、寒さには負けたくない。防寒対策を万全にして出かけるとするか。
 10:00、出発。外に出てみると、昨日とは全く違った風景に出会うことができたわ。
市庁舎前。仕事は始まってんのか?雪化粧のノートルダム寺院。これまたいいね。
 雪がかぶったこの市街、ええね〜。昨日はクリスマスの旧市街、今日は雪化粧の旧市街と、一度に見れるとは・・・うれしいことよ。
 今日の目的地は、旧市街の東側城壁の外にある「ロウワー・タウン」。ロウワータウンへはフロントナック前から行くことが出来るから、ノートルダムを横目にフロントナック前のアルム広場へと向かい、それから、「首折り階段」を通って行ったんやわ。
首折り階段やけど、そうなるわけにはいかん。慎重に、慎重に・・・
 雪でおとろしい状態になっている「首折り階段」。慎重に下りると、そこはゆるやかに曲がった坂道で、これまた慎重に降りて行ったよ。
 坂道を降りると「ロウワー・タウン」入り。ただその前に、小さい階段があったんやわ。
ロウワータウン前の階段。慎重に、慎重に・・・
 最後やから慎重に慎重にって言うてる僕ら。ちょっと間抜けやったかもしれんなぁ。
 そうこうして、「ロウワータウン」の「プチ・シャンプラン通り」に到着よ。
プチ・シャンプラン通り。クリスマスツリーがいっぱいいっぱいよ。かわいいお店が建ちならんどんやわ。
見事な装飾のなされたお店。ウサギの飛び回っているお店よ。こんなにかわいく、よく作るわ。
 そこは、小さなかわいいたくさんのお店といっぱいのクリスマスツリーがお迎えをしてくれる、おとぎ話のような町やったわ。
 僕らはそのまま通りを歩き、それから「メゾン・シュバリエ」を眺め、次の目的地の「勝利のノートルダム教会」へと向かったんよ。
勝利のノートルダム教会。外観はいたって質素。
 比べること自体に意味はないと思うけど、今までのノートルダムと比べると、質素な感じやったわ。
祭壇。教会中心に浮かぶ帆船が特徴よ。クリスマスツリー。人形がまた愛らしい。
浮かぶ帆船。かっくいい!中にて1枚。背面のパイプオルガン。こんな小さな教会でもあるんやね。
 「勝利のノートルダム教会」を後にした僕らは、すぐ近くにある「ロワイヤル広場」へと向かったんよね。
ロワイヤル広場。大砲たっぷりの広場よ。
 物騒にも、大砲がたっぷりとある広場やったわ。それにしてもこの地区、プチ・シャンプラン通りとロワイヤル広場に勝利のノートルダム、色が全く違うものが同じ場所にあるんよね。歴史背景はあるにせよ、よく理解できんよ。
 一通りの散策をし終わった僕ら。ホテルのチェックアウトの時間が近づいてきたから、とりあえず一時宿へと戻ることにしたんよね。
 11:30、ホテルに到着。途中に買ったパンとケーキを食べながら、濡れた靴やカバンをドライヤーで乾かしていったよ。
 12:30、チェックアウト完了。でもまだ出発までには多少の時間があったんよね。で、フロントに荷物を預けて、再び「ロウワー・タウン」の「プチ・シャンプラン地区」へと向かったんやわ。
 今回も朝に向かった道と同じ道を通るから、慎重に、慎重に・・・。けど、あ!こけた!。プチ・シャンプラン通りへ降りる最後の階段で、Kaoriがしりもちをついてもたんよ。ちゃんとフォローの出来なかった僕が悪いけど、ホンマ、気ぃつけていこうや!
 プチ・シャンプラン通りへ到着。再びこの地区に訪れて入ったのは、「Le Cochon Dingue」、ケーキがおいしいレストランよ。
イチゴのチーズケーキを食べるKaori。うまそう・・。ピーカンのケーキ。カナダに来てからというもの、ピーカンが好きになってしまった。これがうまい。
 僕らが頼んだのは、イチゴのチーズケーキとピーカンのケーキ。味は・・・うまい!やっぱり甘い物はおいしいわ。
 ただ、甘い物を食べていい気持ちになってしまったら、今までの疲れが思いっきり出てしもうたよ。
ZZZ・・・。
 休憩の済んだ僕らは、15:00、再び宿へと戻ったんやわ。
 今日は積雪。昨日みたいに荷物を運ぶ事は不可能という事で、15:30、タクシーをよんでバスディーポへと向かったんよね。その金額は5ドルほど。まぁこんなもんか。
 それからしばらく経った、16:30、とうとうケベックシティを出発よ。
 昨日と今日とで楽しんだ「ケベックシティ」。町全体の雰囲気の良さに、目いっぱいのクリスマスツリーがお出迎えをしてくれたから、本当にいい時間を過ごさせてもらったわ。ホンマにありがとう!

 後ろ髪ひかれつつもケベックを離れた僕ら。次の目的地はオンタリオ州州都の「トロント」よ。ケベック州州都のケベックシティからオンタリオ州州都のトロントへのグレハン(バス)での行き方は、
 ケベックシティ -- モントリオール -- オタワ -- トロント
の順。やから、2回の乗換が必要なんやわ。しかも、出発16:30、到着6:00の合計13時間半の移動。ゆっくり休める時間として捉えておくとしよう。
 ケベックシティよりバスに乗ること約4時間、20:20にモントリオールに到着。予定より30分遅れたわ。昨日、一昨日、そして今日と、毎日のように来ているこのバスディーポ、ケベックシティから帰ってきてみると何となく懐かしく感じさせられたよ。
 モントリオールを出発したのは、21:00。さ〜てさて、また休憩 きゅうけいっと。
 バス内で休憩する事、2時間半。23:20にカナダの首都のオタワ着よ。
人気のないバスディーポ。さみしい・・
 夜遅いから人気がない。天井のクリスマスの装飾もなんとなく悲しかったわ。
 オタワ出発は24:30。これから約6時間の旅やね。ともかくゆっくり寝るとするか。
 じゃあ、おやすみ〜。


〜12月2日(5日目 /12日間)〜

 バスがゆりかごの様に僕らをやさしく(?)揺らすこと5時間半、朝6時になってとうとう第3の目的地、「トロント」に到着よ。Kaori、おつかれさん。
 このオンタリオ州州都のトロント、観光ガイドを見たらよく分かるんやけど、ほとんどまともな観光スポットのない都市なんよね。とにかく大きいって感じだけなんやわ。けど、僕らがここに来る事にしたのは、大事な大事な友達らに会うことができるからなんよ。
 この留学日記の第1章の最終日、僕らは、このトロントに移り住んでしまう友達の見送りをしたんよね。その友達とは、僕らの同期の「Yuko」よ。Yukoは当時、11月にはバンクーバーに戻ってくるって言うてたんやけど、結局戻ってこずで、ずっと会うことができんかったんよね。で、僕らは会いたい会いたいって思ってたんやわ。加えて、同じく同期で長いこと会っていない「Akie」もトロントの近くに住んでいるとの事。で、トロントに来れば2人に会えるということで、トロントに寄る事にしたんよ。2人会えるのがホンマに楽しみ楽しみ!
 6時のバスディーポ到着後、まず僕らは近くの駅のDundas駅(ダンダス駅)へ向かったんよ。
 ここでの予定は、トロントの交通機関に使える「デイパス」を購入する事。で、実際購入よ。でも、すぐに使おうとすると・・・無理やって。朝の9:30にならな使えんとのことなんやわ。まぁしょうがない、「トークン(チケット代わりのコイン)」を買うとしよう。
写真真ん中のコインが、「トークン」。この地下鉄の切符やね。
 トークンを買い、地下鉄に乗車。それから30分ほどで、目的地のFinch駅(フィンチ駅)に到着よ。
 おなかのすいた僕らは、駅の構内にあるTimHortonsでドーナツとホットチョコレートを購入。そして、頃合を見計らってYukoに電話したんやわ。すると、「すぐに来る」やって。そのまましばらく待っていると・・・あっ!Yukoや!!ひさしぶり!!ホンマにどえらくうれしかったよ。
 トロントでの僕らの宿は「Yuko宅のB&B」。で、駅の近くにあるお宅に向かって歩きはじめたんよね。そして、それから間もなくの8:00、Yuko宅に到着したんやわ。
 到着後、まず僕らは大爆睡よ。長時間のバス乗車の影響やね。
 起きたのは、10:00。いやぁ、さっぱりしたわ。
 10:00過ぎ、出発。地下鉄に乗り、11:00、Eglinton(エグリントン駅)へ到着よ。そしたら・・・あっ!Akie!!またまたひさしぶり!これまたうれしいわ!!
 再開を果たした僕らは、再び地下鉄に乗り、Bathurst(バサースト駅)へ。バサースト近くにあるKoreanTownへ向かったんやわ。
バサーストの韓国料理店にて。ひさびさの一緒のランチ、おいしかったよぉ!
 みんなで久しぶりに食べるランチ、ホンマにおいしかったよ。
 13:00、またまた地下鉄で移動。今度向かったのはFront駅(フロント駅)よ。St. Lawrence Market(セントローレンスマーケット)でクリスマスの飾り付けをやってるっていう新聞記事をYukoが見つけてくれて、それで、それを見るために行く事にしたんよね。
 ただ・・・ナビのYukoが迷い気味。え?ホンマにそっちであってんの?まぁ時間は十分あるし、のんびりといくとしようか。
AkieにYuko。ちゃんとナビしてね。
 マーケットに向かう途中、僕らは教会を発見。ちょっと寄ることにしたんやわ。
セントジェームス教会。近づくと、えらく大きい事が分かる。
 その立ち寄った教会とは、「St. James教会(セントジェームス教会)」。トロントの住人のYukoも知らんかった教会らしいんよね。中はどんなんやろ。
祭壇。今までに行った教会とは違い、太陽光で祭壇を照らしとる。教会に付き物やって分かったパイプオルガン。お願い、ひいてみて〜。
 祭壇のステンドグラスがえらく綺麗。別の表現の仕方があることが分かったよ。
 セントジェームス教会を離れた僕らは、14:00、目的地の「セントローレンスマーケット」に到着したんやわ。
非常に簡単な看板。こんなもんでええんかいな。外観。外も中もクラシカル。
 このマーケット、中に入ってみると市場って感じで、いろいろな食べ物とかさそりの飾り物とかの面白いものを、いっぱい扱ってる所やったよ。ただ、目的のクリスマスの飾りつけという物はなかったわ。まぁいいとするか。
 マーケットを後にした僕らは、今度は街の中心部の方へと足を向けたんやわ。
あの双子のビル、高いわぁ。バンクーバーに比べると、やっぱり大きいって分かるよ。
 だんだんと近づいてくる高層ビル群。やっぱトロントは大きいねぇ。
 そのまましばらく歩き続け、とうとうビル群のふもとへ到着よ。
ホッケーの殿堂。やっぱカナダ、この施設は必要でしょ。
 そこには、「ホッケーの殿堂」があったわ。やっぱりカナダやからね。ただ、今年は選手の年俸への不満によるストライキがあって、通常のリーグを見ることが出来んのやわ。まぁしょうがない、また見る機会もあろうよ。
ちょっとコミカルなプレイヤー達。僕のイメージの中では、けんかっ早い。みんなで1枚。左からYuko・Akie・Kaori・僕。
 Yukoの先導の元、ここからさらに歩いて次の目的地に向かったんやわ。
ひょうたん型のツリー。ホンマにツリーか?たかぁ〜い天井を持つ通路。床は半分くらいがガラス張り。豪華な通路やわ。
 不思議な形をしたクリスマスツリー(?)を横目に、天井の高くて綺麗な通路を通ったわ。
やっぱりトロントは大きいねぇ。
 そこを貫けると、高層ビル群の真っ只中やったよ。
トロントの路面電車。地下にももぐるのが面白ろかった。
 ビル街の中を地下に降り、向かった先は「Union St.(ユニオン駅)」。そこから次の交通手段として使ったのは、地下も地上も走る路面電車、「ストリートカー」やったよ。広島で乗っていた頃が思い出されて、何となくうれしかったわ。
 それから10分ほど乗車し、それからYukoが連れて行ってくれたのは・・・
広場の先がオンタリオ湖。ここでゆっくりとしたいわぁ。湖沿いを歩く僕ら。おしゃべりに夢中になってるから、あまりり風景は見とらん。
 「オンタリオ湖」!。カナダとアメリカの国境付近にある5大湖の1つよ。僕らはその湖を、ハーバーフロントに沿って歩いたわ。日が西から湖を照らし始めるその姿が綺麗やったよ。
 歩くこと約20分。僕らは再びストリートカーに乗り、次の目的地に向かったんよね。
 僕の大好物は、甘い物。みんなの好物も、甘い物。で、向かったのは、「ケーキ屋さん」やったわ。
海沿いでもないのに こんなデザイン。しかも、ケーキ屋っぽくないケーキを選ぶみんな。なぁなぁ、どれにするん?
おしゃべり・ケーキに夢中。どれもこれもおいしいわ。うまい!やっぱ甘いもんやろ。
 たっぷりあったケーキの中からそれぞれ1つを選び、それからみんなでつついたんよね。うん、うん、おいしいわ!
 雑談にふけり、少し外が暗くなり始めた17:00、僕らは次の目的地に向かうことにしたんよ。
 地下鉄に乗り、Dupon St.(デュポン駅)にて下車。外がさらにだんだんと暗くなる中、僕らは高台に向けて歩いたわ。すると、何やらお城のような建物にたどり着いたんよね。
不気味に光るカサ・ロマ。もうちょっと綺麗に照らせるやろうに。
 この建物、「カサ・ロマ」。昔、大富豪が建てた邸宅らしいんよ。ただ、贅沢すぎてその方は破産したらしく、今はトロントの持ち物となって、観光地化されてるらしいわ。どんな状態になっても、多少の謙虚さは持ち合わせろってことやね。肝に銘じとくよ。
 ちなみに、僕らがここに来る事を選んだのは、この建物がシンデレラ城になっている(クリスマスの飾りつけがなされている)という新聞記事があったからなんよ。けど、それらしい飾り付けがないうえに、どちらかと言えば幽霊屋敷みたい。シンデレラもいつかは 棺おけ という事か?まぁ勉強の種という事で、この贅沢さを頭に残しておくとしよう。
 「カサ・ロマ」を楽しんだ僕らは、その場を後にし、今日のメインの目的地へと向かったんやわ。
 トロントといえば、この建物。(今のところ)世界一高い建造物の「CNタワー」よ。夜景が綺麗というが、どんなんやろか。楽しみやわぁ。
CNタワー。ホンマに高い。よし、登ろうや!
 中に入って案内を見てみると、展望台が2つあるとのこと。大きい展望台と、最上部の小さい展望台の2つらしい。最上階に行くためには大きい展望台から更にエレベーターで上に昇る必要があって、料金が割高になるらしいんよね。けど、聞いたところによると、大きい展望台はあまり綺麗に下が見えんらしいんやわ。ならば、せっかくトロントまで来たんやし、多少の違いならいいとして、最上部まで登るとしような。
 僕らの払った金額は、約24ドル(2000円くらい)。さてさて、向かうとしよう!
 まず大きな展望台へ。とりあえず一周よ。それからすぐに最上部の展望台へと向かったんやわ。

 間もなく、到着。外を見て、驚いた。 す、すごい・・・。

予想以上の夜景。言葉を失うわ。


 すばらしき夜景が、視界の隅までいっぱいいっぱい広がってたわ。。こんなすごい夜景を見ることが出来るとは思わんかった。料金を見て少し悩んでたけど、ここに来てホンマによかったと思わされたよ。
 感動の醒めぬまま「CNタワー」を離れたのは、19:30。それから僕らは街中をしばらく歩き、Dundas駅(ダンダス駅)のクリスマスツリーを見に行ったんよ。それからすぐ、僕らは次の目的地に向かったんやわ。
 向かった先は、「イートンセンター」よ。
イートンセンター内の豪華なツリー。広い空間をいっぱいいっぱいに使って、クリスマスを表現しとったよ。
 ここは大きなショッピングセンター。やけど、その中にもかなり大きなクリスマスツリーがあったんよね。サンタのそり も浮いてたりもして、えらく綺麗やったよ。
 イートンセンターの次に向かったのは、「市庁舎前のスケートリンク」。このスケートリンクは毎年開かれるもので、トロントの冬の名物らしいわ。
真っ青のツリー。青だけでも綺麗なんやね。市庁舎前のスケートリンク。2時間もすべる元気はない。
 楽しそうに滑るみんな。僕らにはその元気と時間はなかったけど、近くにある綺麗な青いクリスマスツリーを見ることが出来たから、十分にうれしかったよ。
スケートリンク前にてYukoと。今日はいろんな所に連れて行ってくれてありがとね!
 スケートリンクを後にし、僕らは晩御飯。イートンセンターのフードコートで食べる事にしたんよね。あわせて、今日もまた怖ろしいほどに撮った写真を、CD-Rへと引き出す事にしたんやわ。イートンセンター内のカメラ屋に問い合わせると、できるとの事。うん、よかったよかった。
 22:00、Yuko宅のB&Bに帰宅。ここで、YukoとKaoriとは、おなじB&Bに泊まってる日本人お二人とずっと会話よ。僕はというと、しばらくは話しをしてたけど、お疲れで先に休む事に。ホンマに疲れた疲れた。
 Yuko、Akie、今日はホンマに楽しい時間をありがとう!


〜12月3日(6日目 /12日間)〜

 6日目。トロント2日目でトロント出発日の今日は、朝8:00起床。まず洗濯をしたんよね。僕もKaoriも洗濯する事を前提に荷物を減らしてきたから、洗う必要があったんやわ。洗濯機の使用料は2ドル。ただ、ここの洗濯機は25セントコインしか受け付けへんから、8枚もコインがいったんやわ。結局8枚も持ってなかった僕らは、昨日の夜に話しをしたHideyukiに両替してもらったんよ。ホンマありがとう!
 洗濯をしかけた後は、みんなといっしょに朝食。朝食は自分の好きな物を冷蔵庫から用意したらええとのことで、適当に選ばせてもらったんよね。うんうん、ありがたい。
 10:45、洗濯が完了。もうすぐ出発という事で、僕らはその洗濯物をバックに収納したんよ。それから間もなくの11:15、とうとう出発の時間になったんやわ。
 地下鉄にてバスディーポへ。その見送りとしてYukoとHideyukiがついてきてくれたんよね。加えて、バスディーポに到着するとAkieも見送りに来てくれてたんやわ。ホンマうれしいよ!!
KaoriとHideyuki。バスディーポでの1枚よ。Yukoと。この留学日記の第1幕最終日に別れた後の2度目の別れ。ホンマさみしいわ。
AkieとKaori。大好きなAkieとYukoとの別れやから、最後を目いっぱい楽しんでたわ。Akieと。日本に帰ってからもいっぱい話しをしような!約束やで!
 出発まで約30分間、僕らはいっぱい話しをしたんよね。そして12:30、とうとうトロントを発つ時間になったんやわ。
HideyukiにYukoにAkie。みんなホンマにありがとう!!
 最後の最後までの見送り、ホンマにありがとう!!次に会うのは帰国してからやけど、またその時はいっぱい話しをしような!

 トロントを離れた僕らの次の目的地は、「ナイアガラ」。そう、あの「ナイアガラの滝」がある所よ。多くの人のイメージでは「カナダといえばナイアガラ」みたいなんやけど、僕らの留学先はカナダということやし、まぁ行っとった方がええやろなぁと思って目的地としたんよね。僕らのそのまた次の目的地はニューヨークやから、これが最後のカナダ国内でもあるわけよ。
 バスに揺られること2時間。14:30に「ナイアガラフォールズ」のバスディーポに到着。そこは比較的小さなバスディーポやったわ。
 到着後、まず僕らは、その次の目的地のニューヨーク行きのバスについて確認したんよ。出発時間の確認をしたり、バスディーポの事務所の営業時間について聞いたりしたんよね。その後は、コインロッカーへの荷物の預け入れよ。ニューヨークへはこのバスディーポを使って行くし、このバスディーポからナイアガラの滝まではバスかタクシーかで移動する距離やしで、重たい荷物は置いて行く予定にしてたんやわ。大きなロッカーがあってよかったよ。
 身軽になった僕らは近くのバス停へ。ありがたいことにバスがちょうど止まってたからそのまま乗り込むことにしたんよ。そしたら・・・コインがない。バンクーバーでもそうやし、ここでもそうなんやけど、バスの運賃はおつりが出ない。やから、ぴったりの料金(もしくは多め)を払わなあかんのよね。で、「じゃあすぐに両替してくる」って運転手のおばさんに言うたら、「次のバスに乗って」って言われてしもた。・・・。僕らを乗せずに走り去るバス。自身がわがままであるのはよく承知しているけど、腹立たしい事この上ない。
 腹が立ったわたくしは、どうしてもバスを使うのがイヤで、結局タクシーで滝まで向かうことにしたんやわ。そんな僕らをタクシーが運ぶ事10分、「ナイアガラの滝」のうちの「カナダ滝」の真ん前、「テーブルロックコンプレックス」に到着よ。

 うぉ!!!でかい!!
ナイアガラの滝のうち、カナダ滝の全景。これはでかいわ!
ナイアガラの滝のアメリカ滝と、ナイアガラ川、そして国境の橋。この橋を対岸に渡ると、アメリカよ。テーブルロックより。轟音が響く。
 ものすごい轟音と水しぶきをたてながら流れ落ちてたわ。
 しばらくその迫力ある姿を眺めた後、僕らは「ジャーニー ビハインド ザ フォールズ」に向かったんよね。
 この「ジャーニー ビハインド ザ フォールズ」、ナイアガラを流れる滝の裏から見るっていうもので、滝の裏側に造られた通路に行くんやわ。やから、エレベータを下ってその通路まで行くんよ。
 エレベーターで下ること少し、通路前に到着よ。
ジャーニービハインドフォールズの通路。あまりに陰気な雰囲気。どうにかできるやろうに。滝を裏側より。轟音と視覚の迫力がすごい。
 防空壕かなんかかいなって感じのところやったわ。けど、この通路のすごかったのはやっぱりその通路の奥の場所で、滝を真後ろから見せてくれる事には驚いたよ。その光景はえらく迫力があったわ。
 ちなみに、この「ジャーニー ビハインド ザ フォールズ」、ありがたいことに、見せてくれるのは滝の裏側だけでなく、滝の側面下からの眺めも見せてくれるんよね。ただ、ここは滝のごくごく間近やから水しぶきがすごい。で、カッパの支給があったんやわ。
滝の側面より撮ったアメリカ滝方面。水しぶきでちゃんと写っとらん。下から眺めるカナダ滝。その迫力はものすごい。
カッパ姿のKaori。カメラ、壊さんようにな。頭まですっぽり中のわたくし。意外に似合ってる?
 やっぱり上から見る光景とは違うよね。雄大さよりも迫力の方を特に感じたよ。
 30分ほど十分に楽しんだ後、僕らはエレベーターで地上へ。その戻った先には、お決まりのごとく土産物屋があったわ。
 元々何も買う気がない僕ら。遊び半分に商品を眺めてるだけやったよ。けどその時、Kaoriに言われて、帽子をかぶって見たんよね。
レジスタンスか?どこぞの兵士か、地下抵抗組織みたい。
 ちょっと気に入ってもたわ。
 みやげ物店を離れた僕らは、今度は、ナイアガラ川に沿ってはしるナイアガラパークウェイを歩き、「アメリカ滝」の方へ向かったんよね。
アメリカ滝。カナダ滝の前に見ればこれもすごい。
 実際これはこれで大きい滝。やけど、カナダ滝を先見るとまあやっぱりしょうがないわ。警戒の厳しさをこなしてまで国境の橋を越えて対岸のアメリカにいく必要はなさそうよ。
 17:00前、再び僕らはカナダ滝近くへ。今度は滝を上空から眺める事ができる「ミノルタタワー」に向かうことにしたんよね。
 ただ、今はシーズンオフ。ミノルタタワー方面へと続く崖を登るゴンドラが動いてなかったんやわ。その場合、大回りをする必要があるらしい。・・・う〜ん、これは面倒。もう腹いっぱいナイアガラの光景を楽しんだことやし、やめるとしよう。
 17:30、食事。まずはみやげ物店の上にあるレストランへと向かったんよね。が、しかし、入口のメニューを見てびっくり。想像はしてたけど、けっこう高いんやわ。特においしいものを食べさせてくれるわけでもないやろうになぁ。で、結局僕らは、みやげ物店横のレストランに向かったんやわ。
 ホットドックとバーガーを毎度のごとく食べる僕ら。ええもん食べれる場所ならええもんを食べ、風景とかを楽しむ場所なら食べ物は二の次。お金を他の事に大量にかけている僕らにとっては、これが大切よ。明日からもこれでいくとしよう。
 18:00、待ちに待った「ナイアガラの滝のライトアップ」が開始。


 クリスマス用のライトアップをしてるって聞いてたけど、それってどれ?。この光の組合せ、定期的?不定期?に変わっていくんよね。結局クリスマスっぽい組合せは見つけられんかったけど、なかなかにして面白かったわ。まぁできれば、もっともっと 全体を 真っ白に 照らすライトアップも見てみたかったよ。
 18:30、ライトアップに十分に満足した僕らは、今度こそ崖の上に向かう事にしたんやわ。
 歩きながら向かう途中、こんな電飾を見つけたんよ。
電飾タワーとディズニーの電飾。
ディズニーの電飾達。広場いっぱいいっぱいにあったわ。電飾のシンデレラ城。これもなかなかにしていい。
 ディズニーの電飾たち。広場いっぱいいっぱいに並んでたんやわ。特にこれを見て喜んでたのは、Kaori。大好きな「ベル」の前にずっとおったよ。
 しばらくベルの前で過ごした僕らは、その後、坂を上って行ったんよね。
道沿いたっぷりの電飾。クリスマスでよかったわ。
 その道沿いも電飾いっぱいやったわ。やっぱりクリスマスシーズンっていいよね!!そりゃ冬やから、寒い事は寒いし日もえらく短いんやけど、満足できる事はそれ以上に多いよ。
 うれしがりつつさらに坂を登ると、そこにはスターバックスがあったんやわ。
ソファにうずくまる僕。たっぷり撮った写真を消去中。
 疲れた僕らはしばらくスターバックスにて休憩。それからしばらく経った20:00、さらに別の所に向かうことにしたんよね。その向かった先とは、ナイアガラ名物の「カジノ」よ。
ライトアップの噴水に、豪華なカジノ。夢いっぱいやね〜。これまた豪華やわ。
これ、カジノの建物の中にあるものなんやけど、何か分かる?実は、噴水。SF映画かゲームの中から出てきたみたいやねぇ。カジノ内のショッピングモール。ここまで豪華にせんならんのやろか?
 さすがカジノやね〜。中も外も夢を持たせるために豪華豪華よ。ホンマ驚かされるわ。
 はてさて、カジノのそのものはどうなってるかって言うと・・・
賭博場入り口。高級ホテルの雰囲気よ。いっぱいいっぱいのマシン。これにみんないっぱいのお金をつぎ込むんやね。
 そりゃもういっぱいいっぱいのマシン・テーブルで埋め尽くされてる場所やったわ。ただ、僕は株の取引は激しくするけど、賭け事は一切しないし。加えて、Kaoriは未成年ときてるから、ちょっと中を眺めるだけで出てきたよ。
 感動半分、あきれ半分の時間をしばらく過ごした僕ら。けど、もうすぐこの地を発たんならん時間やから、とにかく見ていないものを見てまわったんよ。職人が大理石のような大きな台の上でチョコレートを作ってる姿、よくわからんおみやげ物店などなど、面白いものが多かったわ。
 21:00、十分に見てまわったわという事で、とうとうナイアガラの滝を発つことにしたんやわ。僕らはカジノ前でタクシーを拾い、バスディーポへ向かったよ。
 わずかな時間でバスディーポへ到着。それからは、とにかくバス待ちをしたんやわ。
 22:30、建物内からの閉め出し。事務所の営業時間終了やって。朝来た時に聞いてたとはいえ、ホンマに外で待たなあかんのかと思うと、寂しくなったわ。
 追い出された外、それはそれは寒かった。
バスディーポ前にてのバス待ち。あきらかに寒々しい。バス待ちをする僕ら。この厚着を見よ!
 凍えながら待つこと30分。とうとうバスが到着よ。時間は23:00やったわ。
 ナイアガラを後にした僕らの次の目的地は北米最大の都市「ニューヨーク」。乗車時間は約8時間の予定。短くはない乗車時間やけど、今回の旅行中、最後のバス乗車やから、これもいい経験になるとしておこう。
 ともかくゆっくり寝るとするか。


〜12月4日(7日目 /12日間)〜

 今日より「ニューヨーク」。ただ、ここからの写真もやたらに多い。続きは、 「留学日記 〜第2幕〜 12月分 その2」 にて。

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2004年
11月1日

11月27日
6ヵ月半

7ヶ月

 留学日記 〜第2幕〜
  11月分 にて公開。

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What it means: The Colts hurt themselves, and you can't point the finger at quarterback Andrew Luck,cheap nhl jerseys,Cheap Jerseys, either. It。ッs hard to keep drives going when the cheap nfl jerseys receivers aren。ッt catching passes. Receiver Darrius Heyward-Bey got it started when he dropped what should have been a touchdown pass down the right sideline. T.Y. Hilton then dropped a pass. It really became wholesale nfl jerseys contagious after that. Tight end Coby Fleener had two drops,cheap authentic nhl jerseys,, including one that he could have possibly scored on. You know things were going bad when Reggie Wayne,wholesale nfl jerseys,, who caught cheap jerseys his 1,000th pass,http://www.cardinaladjusting.com/blog.html, even dropped a pass that would have given the Colts a first down. That was only the offensive side of the ball. The defense had a difficult time getting Chargers quarterback Philip cheap nfl jerseys china Rivers off the field. The Chargers had the ball for cheap nhl jerseys 38 minutes, 31 seconds and rushed for 147 yards.

Stock watch: The Colts suffered a major blow when linebacker Jerrell Freeman,jerseys cheap,cheap nfl jerseys , the team。ッs leading tackler,Cheap Jerseys,jerseys sale, left the game in the second half with a cheap nfl jerseys concussion. Freeman。ッs absence cheap nhl jerseys was notable because the Chargers wisely picked on Freeman。ッs replacement,cheap jerseys,,cheap nfl jerseys, Mario Harvey,cheap nfl nike jerseys, time and time again. Freeman will have to pass the NFL。ッs concussion protocol test in order to be cheap nfl jerseys on the field against the Denver Broncos this weekend.

Silent rushing attack: The Colts entered cheap nfl jerseys the game as the league。ッs fourth-best rushing team. They didn。ッt look like it at Qualcomm Stadium,nike nfl jerseys,cheap jerseys, though. Indianapolis ran for only 74 yards, well below their season cheap jerseys from china average of 142 yards a game. It。ッs not like the Colts were facing one of the top run cheap nfl jerseys defenses in the league, either.cheap nike nfl jerseys The Chargers entered the game giving up 117.2 yards a game on the ground.

What。ッs next: The biggest game of the NFL season will be cheap nhl jerseys at Lucas Oil Stadium in Indianapolis when Peyton Manning,cheap nfl jerseys, a fixture in the Colts organization for 14 seasons,nike nfl jerseys,cheap nfl jerseys returns for the first time with the undefeated Denver Broncos (6-0).